カブトムシ雑記
国産かぶとむしの事を思うがままにいろいろ書いて行きます。

 

幼虫飼育について
  現在使用している幼虫のエサは、今まで捜し求めていた結果に繋がる内容の物です。
  数ヶ月前から用いているもので、今までのエサに少し工夫した結果です
  屋外の少し元気のない幼虫でも復活する事が出来ます。ダメージが大きいと駄目ですが
  それまでは死に至るまで何も出来なかったので 私にとっては 画期的な出来事です
  成虫になるまでは、油断できませんが 現在は まったく問題が起きていません。
  
    記:2010年3月4日

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 回顧録
  国産カブトムシの養殖開始から10年が経過し 自分なりに納得できる飼育法が確立し安堵している
  これまで自分の考えられる事はすべてやってきたが、犠牲は大きかった(経済的にも 精神的にも)
  頭がオカラになる程考え悩んで夜も眠れない日も幾度か(笑)
  ある方は神棚を作りお祈りをしたと聞いた事があるが 私は神はあてにしていない この道で頼るのは自分の信念
  最初は、これほど難しいとは思わず始めた事だが、途中で困難さを実感し 10年を過ぎて駄目なら断念をと決めていた。
  現在の方法はこれまでになんとなく気が付いていたのだが一工夫が足りず 違った方向に進み随分回り道してしまった。
  一度駄目なら次の結果が出るまで1年を要す。 一年の内何度でも挑戦出来る事であればこれ程の月日はかからなかった。
  人間が すべてコントロール出来る訳でもなく 自然界の仕組みに委ね ほんの一部を手助けする気持ちなれた時から良い
  方向に向かったと思う
  飼育で一番大変な事は、健康的に育っているかどうかが とても解りづらい事で 異常があった時は手遅れになる。
  その場合、同様の環境にある虫(幼虫)は ほぼ駄目で、見た目はツヤがあり動きも良いものでも次第に衰弱して死に至る。
  故に、親から産み落とされた卵以後 好環境下ですくすくと育たなくてはいけない。
  そうすれば羽化率90パーセント以上は達成できる。

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   カブトムシの幼虫の行動範囲は凄い。あっという間に何処かへ行ってしまう。
   以前、近くの方が幼虫が沢山いたから取りにおいでと言われてさっそく行ったが影も形もなくなっていた。
   今そこに集めて置いたのにと驚いておられた。
   チップのそばに椎茸ホダ木(廃材)を立てて置いていたら食べながら上の方まで登っていた事も
   チップも食べ頃でなにもそこまでしなくてもと思った


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    カブトムシの成長期間は1年周期なのは周知の通りなのだがエサの内容によっては半年で成虫になる。
   去年それを体験して驚いた。それまでは主に温度が関係していると思っていた。
   もちろん蛹になる引き金には温度も重要な役目をしている訳だが

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     幼虫が蛹になる際部屋を縦に作るのだがもし長さが足りなかったらどうするか、上に出て蛹になるかと
   最初は思っていた。ところが蛹室を斜めにして高さを確保しているのを見た時に思わずホーと関心し
誰に教わった訳でも
   ないのに本能とは凄いものだ。